エルデストクリストファー・パオリーニ著
「エラゴン」の続編がようやく出版された。『エルデスト』今度は上下巻二冊になった。あまりに期間が空き過ぎてしまって、「エラゴン」の最後を再度読み返さないともう登場人物の名前も忘れてしまって話が繋がらない。
前作ではど主人公のエラゴンのみにスポットが当って影が薄かったローランに今度はスポットがあたって行く。
エルフの国でアーリアへの思いを押し殺しながらも修行に励むエラゴン、
エラゴンの故郷であるカーヴァホールでのローランと村人たちと帝国軍の戦いそして旅立ち、
ナスアダに率いられたヴァーデン軍のいるサーダ、
この三つの拠点を物語は行ったり来たりする。
2006年には映画公開も決定したとの事なので、映画をご覧になる方のためにはあまり詳細を書くのはよろしくないので、この上下巻にて初めて明かされる意外性には触れずにおきます。
しかし、この著者「クリストファー・パオリーニ」という人、「エラゴン」を書いた時はまだ若干17歳だったとは驚かされました。
実は、私、この手の冒険ファンタジーは何冊も読んでいます。
息子にせがまれて買い与えているものを自分も読んでしまい、はまってしまう、というのが毎度の事。
ただ「指輪物語」やら、なんやらなんか似てるところがありますよね。
確かにおもしろいのですが、なんで息子はこうも新刊ばっかりを欲しがるんでしょうね。昔の世界名作全集やら、伝記の類ならいくらでも家にあるのにそんなものには目もふれない。
まぁ、大人の私がはまるぐらいですから、仕方が無いですが・・・。
暇があったら読んでみて下さい。分厚い本ですが、大人なら二晩で読みきってしまえますよ。