大久保町の決闘田中 哲弥著
大久保町というから新宿の大久保だろうと思っていたら、あの明石の大久保だったんですね。
完璧にコメディです。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の中で、主人公が過去の西部劇時代へ飛んで行く話があったが、あれを日本のしかも兵庫県の大久保を舞台にして、徹底的にコメディにしたような話、と書けばわかりやすいでしょうか。
実在する地名なんですよ。
地元の人にはどうなんでしょうね。
JRの大久保、魚住、二見あたりって結構工場なんかも有ったような気もしますが・・。
いきなり酒場とガンマンの町になっていて、保安官事務所だのがあるかと思えば、何故か国連病院があったりする。
この国連病院の看護婦が滅法乱暴で強い。
ならず者退治にこの看護婦を使えばいいのにって、んなことはどうでもいいっか。
まぁ、難しい本を読むのに疲れたお方などの生き抜きに丁度いいご本ではないでしょうか。